業務仕様としてのパソコンや周辺機器の購入、それに伴うソフトウエアの購入に関しては、その数年後(次回購入時)までのIT環境を満たすスペックで購入しておく必要があります。
仮にスペックに余力がないパソコンを購入してしまうと、最近は特に、インターネットを介したアップデート等が頻繁に行われることから、購入時にはサクッと動作していたPCも1年を待たずして動作が重くなったりエラーが頻繁に起こるようになるなど、ストレスのたまる【無駄な時間】が増え始めることにつながります。
一番考えなければならないのは、表立って気がつきにくい【無駄になってしまう時間】が金額ベースにするといくら位になるかということかと思います。
購入時に多少安くなったとしても、一番高いのは【時間】です。数年間は同じパソコンを使う訳で、その間にどれだけの時間をロスし、また、ビジネスチャンスを逃しているかを、是非、考えて戴ければと思います。
決して高いパソコンを買わないといけないという訳ではなく、使用者と、目的・使用用途に合わせた適正な機材やソフトウエアを導入するという事が大切です。
結果的に、【無駄に過ぎてしまっている時間】を出来るだけ発生させないようにすることで(ストレス・フリーなPCを使用することで)、社内外での競争力を高めることに繋がってまいります。
1 使用用途と使用者の確認 | 皆同じ【PCや周辺機器】を使うのではなく、誰がどの様な用途でどれ程の頻度で業務を行っているのかを確認する ⇒ 【時短】の可能性をチェック |
2 ソフトウエアのバージョン確認 | 新OSの場合【ソフトウエア】が動作確認出来ない時があるので注意し、同時にソフトのバージョンが新しくなる場合の業務上の問題点をチェックする ⇒ 【マクロ】動作確認等を含む |
3 既存システムとの親和性の確認 | 使用者のみならず【ファイルの共有】等、少なからずとも影響のある社内外の方々へ、どのような変化があるか/ないかの確認をする ⇒ 【時短】の可能性をチェック |